神社の中でも格式の高い神社を大社とよばれています。
今回大阪市内で存在する神社の中でも最も格式の高い神社の一つ住吉大社に訪れました。
パワースポットです!
大阪はどちらかというと、いわゆる”南”と称される心斎橋難波エリアがクローズアップされて、賑わいと活気が一杯且つ、ガチャガチャしているという印象が強いですが、住吉大社はそんなガチャガチャ感からは程遠く、静かで厳かな雰囲気が漂っています。
なにわ人の私ですら、大阪でもまだこんなところがあったんだーと感慨深くおもうほどとても厳かな雰囲気なんですよ~。
住吉大社は神社そのものがパワースポットではありますが、なかでも一押しパワースポットについてもお伝えしていきたいと思います。
と、いうことで、今回は住吉大社!パワースポットならではの魅力をお伝えしたいと思います。
最後までお付き合いくださいね。
住吉大社パワースポットの全貌を簡単にご紹介
さて、住吉大社には4人の神様が祭られています。
底筒男命・中筒男命・表筒男命の三神、住吉大社鎮斎の息長足姫命(神功皇后)です。
それぞれ祭られた本宮があるのでひとつひとつお参りすることも運気アップが狙えますよ♪
因みに、昔々住吉大社の近くまで海が広がっていたとか・・・
住吉津と呼ばれていてここから中国や朝鮮に向かっての船がでてたんだそうです。
そのこともあって住吉大社は航海安全の神として人々の信仰されてきたんですね。
続いて写真で住吉大社のおごそかな雰囲気を写真でご紹介します。
ゆっくりご覧くださいね。
境内までの通り
入口にある住吉大社の神社名石碑↓
大きくてりっぱでした。
因みにバックに松が移っていますが、これは住吉津だったころの海岸線、松林の名残なんだそうです。
巨大な石灯篭↓
住吉大社内には数百個も石灯篭があって、それぞれ建造された年が違うそうです。
中には8メートルを超す巨大な灯篭もあるんです。
この写真の灯篭も横の家と比べてみると、その巨大さがわかると思います。
巨大石灯篭を過ぎると、住吉大社の鳥居に。
鳥居からまっすくに反橋が見えています。
この反橋を降りたところが境内への入り口↓
因みに登ってみると結構高さがあるんです。↓
見上げていた石の鳥居を見下ろすほどです。
段差がかなりあります。上に上がるほど段差は小さくなってなだらかに↓
結構反っているのでヒールの方は注意しながら上がってくださいね。
反橋をおりると、左手に手水者の水口があります。
手水舎の水口
手水舎の水口は兎さんなんです。
神功皇后が住吉の地に住吉の三神を祭ったのが辛卯の年の卯月の卯日だったことから、住吉大社では兎は神の使いとされているそうです。
兎はがまんまるくて可愛い💛↓
お手水の作法を守って清めました↓
2年前はひしゃくで手を洗い清めましたが、今回行ってみると、ひしゃくがなくて、竹から直接水がでてくるようになってました。
もうすぐ新年、多く人がお参りするのでこのほうがお参りする人にとってもありがたいように思いました。
住吉の神兎
住吉大社にとって兎は神様の使いです。
その神様の使いである兎を日本有数の翡翠の産地、糸魚川の翡翠からなる兎が鎮座されているのを御存じですか?
水口の兎の話がでたのでここで神兎のご紹介をしますね。
境内にはいって右手に神兎は鎮座されているんですよ。
これだけ大きな糸魚川の翡翠に触れることはなかなかないので、撫でる価値ありです。
なーんて罰当たりなことを言うてますね、失礼いたしました。
祈りながら撫でれば無病息災の御利益ありですから是非ここもお忘れなく。
五体を撫でて無病息災を祈ります↓
場所は第四本宮のすぐそばにあります。お宮のお参りの前に一度立ち寄ってみてください♪
さて、話をもどして、反橋を渡り、手と口を清めたらいよいよ境内に♪
住吉大社 4つの本宮
ここから境内にはいります。境内にはいる入口↓
境内正面の門は幸壽門といいます。
江戸時代に作られた有形文化財に指定されています。↓
こちらは内側から外側をみた風景です。反橋がちらりとみえます。↓
幸壽門を通ると目の前は第三本宮、第四本宮です。
左が表筒男命(うわつつのおのみこと)ことが祭られている第三本宮、右に移っているのは神功皇后が祭られている第四本宮です。↓
千木が違うのはなぜ?↓
ちょっと赤い丸で囲んだ千木をみてください。千木の形が異なります。
千木が縦に切られているのが男神、横に切られているのが女神と、千木で祭られている神様が男神か?女神か?一目瞭然わかるんですよ。
中筒男命(なかつつのおのみこと)が祭られている第二本宮↓
底筒男命(そこつつのおのみこと)が祭られている第一本宮↓
二年ぶりに年末に訪れた第一本宮は前と少し違う?↓
因みに、2年ぶりに訪れた住吉大社は年末でした。
なので、お参りの時に鈴を鳴らしてお参りするときに鈴緒(すずお)をつかむのですがこれがなくなっていました。
(←を見てくださいね)神社ブームもあってお正月の混雑は半端ないのかもしれないですね。
さて、次に境内にある人気の末社をご紹介したいと思います。
住吉大社 末社 侍者社(おもと社)
第二本宮の南の壁にそって住吉大社の末社 侍者社 といって縁結びの神様が祭られていまます。
社殿の中はたくさんのおもと人形が奉納されています。
夫婦円満、恋愛成就の御利益があるということで多くの人から熱く信仰されているそうですヨ。
夫婦円満は裸雛、良縁祈願はおもと人形↓
それにしても、さすが大社といわれるだけあって神社はとても広く、初めて訪れたときは侍者社の存在に気付かなかったくらいです。
漂う空気も静かで厳かな感じでした。今回もとてもすがすがしい気分を味わいました💛
さてさて、次はパワースポットといわれる住吉大社の中でもさらに人気のパワースポットをお伝えしていきます。
五所御前の五大力石
住吉大社内にあるパワースポット、五所御前の五大力石というのを探しに行きました。
五所御前の玉砂利↓
同じ石が敷き詰められている玉砂利の中に3種類の字が書かれている石があるのですが、それを全部探しだし、お守りにするとよいということで、みな必死に探し出していました。
もちろん私もです(笑笑)
五所御前の五大力のお話↓
因みに、五大力さんというのは仏教でいう五人の明王のこといいます。
五人の明王とは、不動明王、大威徳明王、軍茶利明王、降三世明王、金剛夜叉明王です。
初めて知りました(笑)
約2年ぶりのお守りいっぱいの五所御前↓
これは初めて住吉大社を訪れて2年後、再度訪れた時の五所御前です。
お守りがいっぱいぶら下がっていました。
一杯ぶら下がっているお守り達↓
たくさんのお守りがぶら下がっているのは何故かというと・・・↓
新願成就したあかつきに五大力石と共に近所の小石に五大力と書いてお守り袋に入れ倍にして返す。と、いうようにたくさんのお守りが五所御前に祭られているのはお礼参りの証なんですね。
因みに、五大力の御利益はこちら↓
五大力を収めるお守り袋の場所はここ↓
探し集めました五大力↓
写真では大きく見えますが一つが小指の先ほどの大きさなので結構小さいです。
ところが子供、小学生くらいだと腕が細いので玉砂利を奥まで探ることができるので五大力石が探しやすいんです。
手前は大人がほとんど探し当てているので。是非お子さんと一緒に五所御前へ~
これを境内に売っているお守り袋(だいたい直径3.5センチくらい)を購入し石をいれて自分専用のお守り袋をつくります。
お守り袋色が3色、ピンクとブルーと黄色があったようです。私が買い求めたときはブルーしかなく、人気の色はすぐ売り切れることがあるようです。
私たちも見つけるまでは帰らない!!という勢いでかなり遅くまで五所御前にいたからかもしれません。(笑笑)
是非お子様がいらっしゃったらお子様も連れて行ってあげてください。
大人より子供たちのほうが石をどんどん見つけてくれます。
さすが子供!!霊性が高い!!
アクセス
住吉大社のアクセスは次の通りです。
住吉大社へ行く方法としては車、電車、路面電車とありますが、管理人は路面電車で訪ねました。
最寄り駅 |
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有料駐車場 |
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営業時間 |
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定休日 |
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問い合わせ |
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住所 |
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始発駅の天王寺駅前駅です↓
天王寺駅前駅の改札はひとつです。地上から改札に行くことはできず、地下から改札にでるのでご注意を。
天王寺駅西改札を出て、そのまま目の前のekimo天王寺を通りキューズモール方面へ歩くと阪堺線、天王寺駅前改札の案内がでてきます。
阪堺電車の乗り口は中央扉から、乗車右手に乗車リーダーに注意↓
交通系ICカードを持っている場合は乗車の際にはこちらの乗車リーダーをタッチするのを忘れずに。
メトロやバスの改札と同じです。
もうひとつのアクセス南海電車は↓
住吉鳥居前から西に徒歩数十メートルに南海線住吉大社の駅があります。
北部から来られる方はなんばで南海電車で住吉大社駅に降りるといいですね。
周辺散策
住吉神社周辺には、初辰さんと庶民に慕われている4つの摂社があります。
種貸(たねかし)社
- 一寸法師ゆかりの神社ともいわれています。願いの種を授かります。
- 祈祷料1,100円
- 御利益 資金調達・子宝、知恵
- 祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
楠珺(なんくん)社
- 願いの発達を祈ります。毎月授かる招福猫が有名
- 祈祷料1,500円
- 御利益 商売繁盛・家内安全
- 祭神 宇迦魂命(うかのみたまのみこと)
※倉稲魂命と宇迦魂命、古事記と日本書紀とで感じが違うは読みは同じ
浅澤社
- 芸事や美容の願いに福を授かります。
- 御利益 芸能上達・女性守護
- 祭神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
大歳(おおとし)社
願いを成就させてもらえます。
おもかる石という願いが叶う石があります。
(因みにここもパワースポットと言われている場所です。)
おもかる石を抱いたとき、軽いと感じれば願いが叶う、重く感じる場合は努力すべしとあります。
足元に重い石が落ちないように気を付けないとデスね。
- 祈祷料1,000円
- 御利益 集金満足・心願成就
- 祭神 大歳神(おおとしのかみ)
そして、もうひとつ、大事な神様が住吉大社の摂社のなかでも重要な位置にある神社
大海神社です。
大海神社
住吉大社の摂社ではあるが、住吉大社より先に鎮座していた。本殿は住吉大社本殿よりも古いく社殿は住吉大社と同じ住吉つくり。かつて西門の先は海が広がっていたそうです。
祭神は豊玉彦命 豊玉姫命
これら摂社については改めて後日記事を書く予定です。ご期待ください。
住吉大社御朱印
今まで御朱印を集めたことがなかったのですが、今回初めて御朱印をもらいました。
住吉大社の御朱印が初めてです。
これを機会に御朱印帳も購入しました↓
御朱印帳は3種類、二種類は五大力石を入れるお守り袋と同じ色です。
御朱印帳は1,500円 御朱印は500円です。
住吉大社の御朱印↓
御朱印をもらうときに伊勢神宮にお参りされますか?と聞かれたので、はいお参りすると思いますと返事をしたところ、では、1,2ページは伊勢神宮、内宮、外宮の御朱印をもらうページとして開けておくので3ページ目に押印と墨書きをいただくことになりました。
ちょっとうれしかったですね。
まとめ
さて、住吉大社!パワースポットで五所御前の五大力石をゲットしよう!はいかがでしたでしょうか?
住吉大社の祭られている神様は3人の男神1人の女神
- 第一本宮は底筒男命(そこつつのおのみこと)
- 第二本宮は中筒男命(なかつつのおのみこと)
- 第三本宮は表筒男命(うわつつのおのみこと)
- 第四本宮は強大な新羅を平定、無事帰還を果たされた息長足姫命(神功皇后)
夫婦円満、恋愛成就を祈願するなら侍者社
- 夫婦円満祈願なら裸雛、恋愛成就ならおもと人形
- 人形の背中に名前を書いて奉納する
御所五前の五大力石
- 玉砂利の中に3種類の字が書かれている石をみつける
- 石に書かれている字は”五” ”大” ”力”
- お守りにすれば新願成就の神徳があると言われている
- 子供が探すと早く見つかる
- お守り袋にいれてバックなどに入れて持ち歩く
- 新願成就がなされたら石を倍返ししてお礼参りをする。
アクセス
- 主な交通手段は、南海電車と阪堺電車
- 南海電車はなんば発、住吉大社駅下車
- 阪堺電車は天王寺発、住吉鳥居前下車
- 交通料金はともに大人210円
我が家は家族3人分の五大力のお守りがあります。お守りいただけてるのか??
は、わかりませんが、大事なバックに忍ばせているんですよ。
願いが叶ったらお礼参りしなくては(笑)
住吉大社に詣でたときは是非五所御前にいって五大力をゲットしてくださいね。
お守り袋も忘れずに。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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