一心寺 お骨沸の寺

一心寺はお骨佛の寺として大阪で有名なお寺です。

納骨された遺骨で仏様を造立されるということで、お墓を造立しないと決められた方はここに納骨をされます。

因みに、私の家も弟の子供が女の子であったこと、関東に行って関西に帰ってこないということから、親が亡くなった時お墓を造立せず、遺骨を一心寺におさめることとしました。

さて、2017年は10年に1度のお骨佛の開眼の年でした。多くの方がお参りに来られた訳ですが、その人の多さはさながらユニバーサルスタジオの入り口???というほどです。それほどの人々が来る境内、結構広さがあるんですよ。

では、これから順に一心寺境内の様子をお伝えいたします。

写真を通してどんな雰囲気のお寺なのか感じていただければと思います。

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一心寺の様子

門からお堂まで

一心寺の仁王門です。お寺と言えば木造りの門が定番ですが、金属でできていてとてもモダンです↓

 

この仁王門の縁起について書かれている立札(これもモダン♪)↓

 

本堂です。本堂前の白い屋根はいつもは設置されていませんが、多くの参拝者がやってくる特別な日やお骨佛開眼の日などで参拝者が整列できるように設置されます↓

 

納骨堂です。それぞれの開眼期に開眼の日のお骨佛を拝むことができるようになっています。ひとつひとつの仏様の顔をみると時代を反映しているような感じです。私見ですが新しいお骨佛の仏様のお顔が優しい姿に見えました。↓

 

お骨佛が増えてきて新たなお骨佛堂がつくられていました↓

 

納骨堂の前にある常香炉です。ご本尊様、いわゆる親戚縁者もしくは友人が収められているお骨佛の仏様にお参りする前の清めですね。子供のころは頭がよくなるからと言って祖母に煙を一杯引き寄せられた記憶があります(笑)↓

 

参拝者が蝋燭を奉納しているところです↓

 

お堂の中に入るとぎっしりと蝋燭に火がともっているのが見えます↓ 手前では線香に火をつけようとされているのが見えます。蝋燭の火から線香に火をつけるのは意味が諸説あるそうですが、参拝者はみなこの蝋燭の火から線香に火をつけて香炉に持って行きます。

 

境内にある憩いの空間

この写真を撮った季節は6月です。テレビで一心寺のジャカランダという木を紹介していたと母から聞いて、思わず写真を撮りました↓

 

紫色のお花で、下に向かって咲いているので遠くから見ると藤に似た感じにみえるけど、ひとつひとつは小さな百合のような形をしているんですね。↓

 

ちょっと珍しい木のようです。このジャカランダは境内のあちこちで見ることができるので紫色の花を見かけたら是非境内を散歩してみてください。↓

 

この小さな池は、受付の前にある池です。いつも鯉がたくさん泳いでいて、ぼーっとするのにいい感じです。

鯉は大きいもので40㎝くらいのものがいてました。

真夏の暑い日はここで涼む参拝者が多く涼むにはとても良い場所です。↓

 

真っ白な鯉、悠々と泳いでいます。30㎝~40㎝はあったと思います。

周辺散策

一心寺周辺は結構尋ねるところが盛りだくさんあるんですよ。

東は聖徳太子ゆかりの四天王寺、西は天王寺動物園、ジャンジャン横丁、通天閣、南は天王寺公園に大阪市立美術館、ハルカス、北は真田信繁戦死の地として知られる安居神社。

今回は動物園前駅に行くまで通り道にあるじゃんっじゃん横丁の雰囲気をチョコットお伝えしますネ。わざわざ行かなくとも通りすがりに楽しめるところがおすすめ♪

じゃんじゃん横丁の串カツ八重勝です。ここはいつも大行列と聞いていますが本当に行列してますね!↓

 

ここはビリケンさんが入り口に鎮座してはりました。串かつじゃんじゃん じゃんじゃん横丁店

 

私がとても気になったのがこのカフェ、千成屋珈琲店

 

昭和レトロ満載!という感じのカフェですねぇ、今度お参りするときは行ってみたいです。↓

 

じゃんじゃん横丁の入り口です。細い通路がレトロ感を醸し出しています。この日は平日のお昼でした。休日だともっと賑やかなのかもしれません↓

 

JR線の高架をくぐると地下鉄御堂筋線の出口になります。今はとてもきれいな高架下ですが、私が子供の頃はシャツ1枚のおじちゃんが凄い音量の演歌や応援歌を流してここで雑貨を売ってました。独特の雰囲気で子供ながら怖いなーと感じ手たのを覚えています(笑)

 

先ほどの高架をくぐると動物園前駅の入り口が見えてきます↓

 

ジャンジャン横丁、なんとなく雰囲気は伝わりましたでしょうか?またどこかでここだけの記事を書いてお伝えできたらと思います。一心寺近辺はあちこち名所があるので一人でぶらりも楽しいです。

アクセス

一心寺の最寄駅
  • 大阪市営 御堂筋線 動物園前
  • 大阪市営 御堂筋線 天王寺
  • JR環状線        天王寺
  • 近鉄        大阪阿部野橋
  • 大阪市営 谷町線     四天王寺前夕陽丘
  • 大阪市営 堺筋線  恵美須町

一番近いのは谷町線恵美須町駅になります。

あとがき

今回は一心寺の境内の様子を主にお伝えしました。

一心寺のお骨佛のお寺と言われる所以のお骨佛の仏様は先に書きましたようにそれぞれのお顔が異なりじっくり見るのも面白いです。近年一心寺に納骨される家が増えているのかお盆やお彼岸の参拝者が凄く多くなってきた感じです。

でも平日の一心寺は静かで落ち着いた雰囲気のお寺なのでフラッと立ち寄るのにおすすめな場所なんですよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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